『さあ、才能(自分)に目覚めよう 新版 ストレングスファインダー2.0』(日本経済新聞出版社)を読了しましたので、その要約と感想をお届けします。
この記事にはこのようなことが書かれています。
- 『ストレングスファインダー2.0』の要約
- 『ストレングスファインダー2.0』から学べる事
- 『ストレングスファインダー2.0』はこんな人にオススメ
この記事を読めば『ストレングスファインダ―』の要点が理解でき、
「さらに詳しく読んでみるか、要約だけでも満足できるか」
どうかが判断できるようになります。
『ストレングスファインダー』の要約
1.『ストレングスファインダー』について
2.強みをみつけよう
3.テストの結果から自分の強みの資質を知る
4.自分の弱点を知る
1.『ストレングスファインダー』について
『ストレングスファインダー』とはドナルド・O・クリフトンという方が開発した、「自分の才能・強みを見つける」診断テストです。
今回の本は著者がギャラップ社のトム・ラスさんと書かれていますが、最初に開発されたストレングスファインダーをバージョンアップした2.0版ということですね。
今の最新版はクリフトンストレングス・テストと呼んでいるみたいです。
『ストレングスファインダー』を受けると34の資質の中から自分の強みとなるものが5つ示されます。
結果のレポートには5つの資質の説明に加えて、個別にカスタマイズされた
<強みの洞察>というのがあります。
それぞれの資質が人生でどんな役割を果たすかを理解するのに役立ちます。
そして書籍にはその資質を活かす<行動アイデア>が載っています。
2.強みをみつけよう
この本のⅡ章以降はテストを受けてから読まないとあまり意味がないかもしれません。
自分の強みを知ってこそ、この本は役に立つと思います。
テストを受けるにはギャラップ社のHPからコードを購入して受ける方法もあるみたいですが、
(ギャラップ社のHP)
ストレングス・ファインダー 2.0 | JA - ギャラップ (gallup.com)
今回は私のような書籍を購入した場合をご紹介します。
テストの受け方
step
1アクセスコード確認
書籍の最後のとじこみ部分にアクセスコードがあります。
コードは1回きりなので、中古本ではコードが使えない可能性が高いです。
step
2ユーザー登録
ギャラップ社のWebサイトにアクセスしてユーザー登録をします。
ストレングス・ファインダー 2.0 | JA - ギャラップ (gallup.com)
step
3いざテスト!!
テストを受けます。
合計180問の設問に回答するテストで、一般に30分~40分程度と言われています。
説明などを読む時間を合わせると1時間ぐらいかかるかと思います。
自分の価値観・判断基準などについて問われます。制限時間は1問20秒設定されています。
もし答えられなくてもランダムに後からまた同じ質問がされるようで、慌てる必要はないと思いますが、
自分の直感でパッパと答えたほうが自分の本来の強み・資質を見つけるためにより近づけるかもしれません。
(今振り返ると、私の場合は答えられなかったり同じ質問にその時の気分で違う回答などしたように思います(汗 )
とにかく自分の直感を信じて180問答え切りましょう!!
step
4結果発表
テストの結果発表!!
34の資質の中から自分の強みとなる「5つの資質」がピックアップされます。
直感的に答えるテストでその時の気分などもあると思いますが、この『ストレングスファインダー』で受けるテストは、
何回受けても大体同じような結果になるそうです。
3.テストの結果から自分の強みの項目を見る
34の資質から5つ、テストで自分の強みとしてあげられます。
34の資質とは
アレンジ・運命思考・回復志向・学習欲・活発性・共感性・競争性・規律性
原点思考・公平性・個別化・コミュニケーション・最上志向・自我
自己確信・社交性・収集心・指令性・慎重さ・信念・親密性・成長促進
責任感・戦略性・達成欲・着想・調和性・適応性・内省・分析思考・包含
ポジティブ・未来志向・目標志向
です。結構いっぱいありますね。
例として私の場合テスト結果は
『学習欲』・『内省』・『調和性』・『目標志向』・『収集心』
でした。
簡単に説明すると
『学習欲』
学習意欲が旺盛。
結果よりも学習すること自体に意義を見出す。
『内省』
自分の頭の中で考えるのが好き
『調和性』
調和を好む。意見の衝突が嫌い。
『目標志向』
目標を立ててその目標に向かって行動する。
『収集心』
より多くの知識を求める知りたがり屋。
ものを集めたり、あらゆる種類の情報を蓄積したりするのが好き。
と、かなり要約してですが、このような5つの資質がテスト結果で出てきます。
もちろん本来のテストではもっと細かい説明と、<強みの洞察>というさらに詳しい
特徴・卓越している点が説明されます。強みの洞察は資質の説明と違い、さらに具体的なことが書かれていて、その内容も一人一人違うようです。
書籍のほうには34の資質すべての説明とそれを活かす<行動アイデア>が書かれています。
一つの資質に対して10の行動アイデアが書かれています。
これらを見て自分の強みを知り、どう活かしていこうかなと色々アイデアをもらえるわけです。
4.自分の弱点を知る
自分の強みを知ったら次は自分の弱みも見てみます。
自分の弱みは34の資質を見て、「これは自分に絶対当てはまらないよなあ」とか苦手だなあというものです。
自分の弱みを知っていれば、それを回避する方法・対策を立てたり、逆にその分野が得意な人をパートナーに選んだり…などの選択肢が生まれます。
『ストレングスファインダー2.0』から学べる事
・自分の強みを客観的に知ることができる
34の資質の項目を眺めるだけでも、自分は多分これが強みだなあと思う項目があるかもしれませんが、ストレングスファインダーを受けることで、そこがさらに「これがあなたの強みだよ!」と自信を持つことができます。自己分析も大事ですが、他のツールを使った分析も大事だと思います。
・強みの活かし方を知ることができる
自分の強みを知ったところで、それを活かすことができなければもったいないですよね。
この本には強みを活かすための<行動アイデア>が書いてあり、テストのレポートでは、強みを詳しく説明した<強みの洞察>というのがあります。
かくいう私も、このブログを立ち上げるきっかけになったのが<行動アイデア>と<強みの洞察>です。
まだ手探り状態のブログですが、行動を起こすきっかけになったことは間違いありません。
この本を読んだら自分の強みを活かすためにたくさん行動を起こしたくなること間違いなしです。
『ストレングスファインダー2.0』はこんな人にオススメ
本書は上記のように自分の強みについて知るアレコレが書かれています。
コロナ禍で家の中で過ごすことが多くなった今、「自分の強みを客観的に調べてみたい」・「自分を変えていきたい」という方にはオススメの本です。
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感想:自分は何を成して何を残せるか
私事ですが、今年の春、一つ上の従兄が交通事故で亡くなり、また昨今のコロナ禍で若い人も含め多くの人が亡くなっている状況を見て、
「私もいつ死ぬかわからない、私は今まで何を成して生きてきただろうか」と考えるようになりました。
そんな中で「ストレングスファインダー」を読んで、とりあえず自分の今まで学んできたことをブログとして残そうと思い、今に至りました。
「あれもやってみたい」「これもやってみよう」と前向きに行動を起こすきっかけになったのがこの本です。
色々調べながら更新していくので亀のようなスピードではありますが、何か世の役に立てる情報を発信していければと思っています。